| 会社名: バルバイドグループ会社株式会社 (Balubaid Group of Companies Limited (BGC)) 所在地:サウジアラビア - ジェッダ 業種: 自動車部品製造 会社規模: 1000+ Odooユーザ数: 40-50 導入アプリ:CRM、販売、在庫、購買、会計、保証 ホスティング: Odoo.sh 導入パートナー: ブレインヴァイヤ・インフォテック株式会社 (Brainvire Infotech, Inc) 導入スケジュール:進行中 |
バルバイド社は、度重なる納品遅れという課題に直面しており、それが顧客満足度に悪影響を及ぼしていました。しかし、Odooのおかげで、同社は納品プロセスを合理化し、現在では、期日内に確実に確実に納品を行うことができるようになり、高い顧客満足度を維持しています。また、車両の年式/メーカー/モデル、サードパーティの物流/配送ゲートウェイ、支払ゲートウェイをより適切に管理するための統合機能を作成し、物流と支払プロセスを自動化することで、エラーを削減し、業務を大幅に効率化しました。
さらに、返品処理と電子請求書の手続きも自動化することで、時間と労力を大幅に節約することができました。また、Odooにカタログプロバイダーを統合することで、カタログに関する問題を解決し、最新の製品情報を提供することで、顧客満足度、売上ともに向上させました。カタログ管理が合理化され、時間とミスが大幅に削減され、顧客体験の向上と業務効率化が実現されたのです。
バルバイド社にとってOdooはビジネスにおけるゲームチェンジャーであったのは明白です。
バルバイド社は、サービスプロバイダーとして自動車小売業、産業機械製造業、金融サービス業など、世界中のさまざまな業界をリードしています。現在、同社は部品製造業界で新たな事業展開に舵を切っています。デジタル時代の流れを受け、Balubaid社はオンラインビジネスに大きな一歩を踏み出し、特にB2Cのeコマースに注力してきました。
しかし、幅広い製品ラインとサウジアラビア全土に及ぶ多数のディーラーや流通業者のネットワークという複雑性により、納品遅延や高いコスト、売上損失など、多くの課題が発生していました。その結果、遅延やエラーを防ぐためには、注文管理と在庫追跡を中央管理システムで行うことが不可欠となったのです。
こうした課題に対処するため、バルバイド社は、オンラインおよびオフラインのビジネス、そしてドロップシップ手法をスムーズに対応できる統合されたソリューションを探していました。検討を重ねた結果、Odooのゴールドパートナーであるブレインヴァイヤ社は、バルバイド社に最適な結果を得る解決策として、Magento-Odoo統合アプローチを推奨したのです。
Odoo導入により、バルバイド社は自社のプロセスを合理化し、業務をリアルタイムで可視化できるようになりました。さらに、Odooを使用してディーラーや流通業者ネットワークを再構築することで、すべての業務を効率的に管理できる中央管理システムを手に入れたのです。
MagentoとOdooの統合は、バルバイド社にとって画期的な変革でした。これにより、コスト削減の実現や納期内での納品が確実になったことで、オンラインとオフライン両方の売上で効率的な結果が出せるようになりました。顧客満足度の向上と業務の合理化により、バルバイド社ではスペアパーツ業界での新規事業展開の成功に向け、体制が整ったのです。
バルバイド社が求めていたもの
デジタルプレゼンスの拡大に意欲的な同社は、エンドユーザと自社システムをつなげる信頼性の高いプラットフォームを探していました。Odooのゴールドパートナーとして高い評価を得ているブレインヴァイヤ社は、eコマースプラットフォームとしてMagento 2.4とOdooの最新バージョンを実装しました。
バルバイド社は、英語とアラビア語の多言語ウェブサイトで、サウジアラビアのB2C市場への参入に力を入れています。eコマースウェブサイトは、オンプレミスでホスティングされる最新のMagento 2.4.x Commerceバージョンを使用して開発されています。
基軸通貨は米ドルとし、多通貨に対応します。必要に応じて、B2C顧客ユーザグループが作成されます。開発チームは、発注、プロダクト、返品管理、および店舗クレジット管理のために、Odoo ERPバックベンドとの統合を行います。
さらに、プロダクト情報についてはAAPサードパーティとの統合も行い、年式、メーカー、モデル検索機能については、カスタムモジュールを開発します。
OdooとAdobe Commerceの統合で販売が改善
バルバイド社には、ディーラーや代理店の広範なネットワークがあり、販売や在庫管理の慢性的な問題に加え、オーダー管理・追跡にも課題を抱えていました。しかし、Adobe CommerceとOdooを導入し統合することで、これらの障害を克服したのです。このソリューションにより、在庫、販売、オーダー処理の状況がリアルタイムで可視化され、効率的なオペレーションと確実な情報に基づいた意思決定が可能になりました。
プロジェクトの成果として、スペアパーツ事業用のOdoo ERPとシームレスに統合されたMagento Eコマースウェブサイトも含まれます。また、DHL、Aramax、Samsaなどの運送会社との統合により、配送が可能な限りスムーズに行われるようになっています。
OdooとMagentoの導入に際してベストプラクティス手法を採用したことで、バルバイド社はサプライチェーンの全行程をリアルタイムでカバーするエンドツーエンドのソリューションを提供できるようになりました。 また、プロダクトの詳細や大量注文については、サードパーティの仕入先との統合も行い、ドロップシッピングを含むB2Cおよび手動のB2B顧客向けのオンラインオーダーの管理が大幅に改善しました。
加えて、このソリューションは、銀行消込、資産、財務報告書、電子請求書(Zatca規制に準拠)などの財務面もカバーしています。また、複数の倉庫の緻密なロケーション構造、B2C顧客向けのさまざまな配送ソリューション、倉庫オペレーションの設定も実装しました。
ヘルプデスクモジュールを通じてカスタマーケア部門を管理し、返品やプロダクト保証を適切に処理できるようにしました。このOdoo ERPを活用したエンドツーエンドソリューションにより、バルバイド社のバックオフィスプロセス全てを効果的に管理できるようになりました。
このような統合のおかげで、バルバイド社はビジネスプロセスをシームレスに合理化し、Odooを活用してオペレーションを改善し、顧客体験全体を向上させることに成功しました。
顧客関係管理
顧客がメールまたは電話で連絡してきた場合、営業部門チームはシステムを通じて、それらの顧客情報をリード/案件として記録することができます。このシステムには、B2Bセールス担当者(部門ユーザー)、マネジャー(部門責任者)、カスタマーサポート担当者(部門ユーザー)など、関係する全てのユーザーがアクセスすることができます。
要件は以下のように定義されました:
- B2Bセールス担当者であること
- システム上でリード/案件の追加/編集が可能であること
- インターネットアクセスできること
- 適切なURLを有していること
- ERPにログインしていること
B2Bセールス担当者が、案件管理機能で潜在的な案件を管理し、新規に見積書を作成できることが必要条件でした。 また、カスタマーサポート担当者およびB2Bセールス担当者が既存(または新規)の顧客の詳細情報を閲覧できることが必要条件でした。
例えば、見込み客が特定された場合、B2Bセールス担当者は「案件に変換」ボタンを選択することで、リードを案件に変換することができます。このアクションにより、新規ウィンドウがトリガされ、リードを新規案件に変換するために、新規に顧客を作成するか、既存の顧客とリンクするかのオプションが提供されます。
あるいは、B2Bセールス担当者がリードを既存の案件に統合することを選択した場合、システムで適切なオプションを簡単に選択できるようにしました。リードが案件に変換されると、案件はB2Bセールス担当者の案件管理システムに追加され、担当者はそこで全ての見込み客を管理します。B2Bセールス担当者は、見積書を作成して、顧客に正式な見積もりを提示することができます。
機能リストには、マネジャー向けに以下の機能が含まれています:
- 販売チーム名、B2B販売スペシャリスト名、Eメールエイリアス(自動リード作成用)、請求書送付先、およびメンバーを追加して、複数の販売チームを設定できます。
- すべてのB2B販売担当者の案件を閲覧できます。
- さまざまな活動タイプを設定することで、B2B販売担当者は対顧客活動のスケジュールを立てることができます。
- ドロップダウンリストからB2B販売担当者の名前を選択して、リードを割当てることができます。
- B2B販売担当の案件を管理するための異なるステージを定義し、各B2B販売担当の全ての案件を一覧で見ることができます。
- 各B2B販売担当者は、案件を閲覧するための独自のパイプラインを持ち、異なるステージのかんばん/リスト表示を使用してパイプラインを管理できます。販売担当者は案件をあるステージから別のステージに簡単にドラッグ＆ドロップできます。
- B2B販売担当者/マネジャーは、かんばん、リスト、カレンダー表示を使用してパイプラインを閲覧できます。
- B2B販売担当者は案件を「失注」とマークし、失注理由を記載できます。
販売管理
販売モジュールでは、B2B販売担当者は、専用ウィンドウから異なるタイプの顧客向けに見積書や販売オーダを管理することができます。見積書を作成する前に、B2B販売担当者はインターネットにアクセスし、正しいURLを入力してERPにログインする必要があります。
見積が準備でき次第、Eメールで顧客に送信されます。ただし、オーダー金額がクレジット限度を超過している場合や何らかの割引がある場合は、承認を得るためにマネジャー宛に送信することができます。これは、承認、却下、または(マネジャーのフィードバックに基づいて)修正することができます。
顧客に見積を送信した後、顧客は見積を承認、修正依頼、または却下することができます。承認された場合、見積は販売オーダーに変換されます。B2B販売担当者は、リスト表示で生成されたすべての販売オーダーを確認し、各販売オーダーに関する活動を簡単に追跡することができます。
見積は、割引承認、クレジット限度額、支払条件などの特定の条件を基にのみ販売オーダに変換されるよう、検証が実施されます。例えば、顧客がクレジット限度額を超過している場合、B2B販売担当者は財務マネジャーに承認を依頼することができます。
見積書は「ドラフト」段階のオーダーであり、販売担当者は編集することができます。一方、販売オーダーは確定済みであり、編集することはできません。B2B販売担当者が取消した場合、取消された見積書はシステムにアーカイブされます。
在庫管理
在庫管理システムは、ルート、規則、ロケーション、プロダクトなど、さまざまな倉庫オペレーションを効率的に処理するように設計されています。 プッシュ規則とプル規則が組み込まれています。
プッシュ規則は、特定のエリアに達した時点で自動的にプロダクトをあるロケーションから別のロケーションに転送し、プル規則は特定のプロダクトに対する需要に基づいて調達をトリガします。 両方の規則タイプは、倉庫プロセスを最適化するようカスタマイズすることができます。
システムへのアクセスは、インターネットにアクセスできるスーパー管理者/管理者ユーザに限定されており、これらのユーザは適正なURLでERPにログインする必要があります。
これらのユーザは、ジェッダ倉庫をメイン倉庫、リヤド倉庫をセカンダリ倉庫として、複数の倉庫を設定することができます。また、将来的には無制限に倉庫を追加することも可能です。入庫および出庫は、各倉庫ごとに、それぞれ3ステップおよび2ステップのプロセスで処理することができます。
倉庫マネジャーは、倉庫内に新しいロケーションを作成し、ロケーション名、親ロケーション、ロケーションタイプ、および廃棄ロケーションや返品ロケーションなど、多岐にわたる属性を定義することができます。
このシステムは、在庫調整、廃棄処理、入荷、内部運送、ピッキング、配送オーダーなど、さまざまな在庫オペレーションもサポートしています。 また、各在庫オペレーションに対して配送ルートを設定することができ、システムはユーザに遅延出荷を通知することも可能です。
バーコード管理は、システムの重要な機能であり、UPCやEANなどの国際規格に基づいて自動(または事前定義)でのバーコード割当てが可能です。 バーコードは納品書、ピッキングリスト、梱包明細書に印刷することができます。 バーコードは、仕入先からの商品の受け取り、拠点間の在庫の移動や、在庫プロダクト、消耗品、固定資産の追跡に使用することができます。
購買管理
Odooの購買モジュールは、仕入先管理を合理化し、販売履歴を追跡します。購買部門の購買担当者は、インターネットして正しいURLを入力すれば、ERPにログインしなくてもローカル仕入先情報を簡単に更新できます。
購買モジュールでは、倉庫担当者が仕入先情報をOdooシステムに入力することができます。入力項目では、仕入先の会社名、住所、種類、拠点コード、VAT自動計算用の会計ポジション、電話番号、Eメール、ウェブサイト、タグ、連絡先および住所、CR番号、統一番号、納税者番号、支払条件、支払通貨、会計に関する詳細などが網羅されています。
モジュールには、仕入先マスタが搭載されており、国内および海外の仕入先を登録できます。また、AAP(高度生産計画システム)を主な納品先として登録することも可能です。さらに、Odooでは、仕入先ごとのスマートボタンが提供されており、仕入先ごとの購買履歴、購買、ミーティング(仕入先との予定された会議)、仕入先請求書(特定の仕入先に対して作成された請求書の数)などをすべて可視化することができます。
また、調達チームは、かんばんやリスト表示で全ての仕入先の詳細を確認でき、取引先元帳では、包括的な仕入先情報にアクセスできます。 また、仕入先が顧客でもある場合、取引先元帳では、相殺のために取引先明細書が作成されます。
さらに、このモジュールには、仕入先タイプを照合するための検証プロセスや、効率的な調達管理のための3ウェイマッチング(発注書、受領書、請求書)も含まれています。
ヘルプデスク管理
Odooヘルプデスクでは、顧客がさまざまな問題についてチケットを作成することができます。ゲストユーザー、ログインユーザー、カスタマーサポート担当者などのユーザーは、いずれもこの機能を最大限に活用することができます。
ユーザーはヘルプデスクのフォームページにリダイレクトされ、保証、問い合わせ/質問、問題/サポートなどの中から適切なチケットタイプを選択します。顧客は、氏名、件名、Eメール、連絡先、顧客メッセージ、必要な添付ファイルなどの関連情報をフォームに入力する必要があります。
登録済みの顧客は、「マイアカウント -> チケット」モジュールからチケットのステータスを確認することもできます。 チケットはすべてMagentoからOdooに同期され、顧客はMagentoのフロントでチケットリストに関連する全ての情報(件名、チケットの種類、ステータス(例：未対応、対応済み、処理中など))を確認することができます。これにより、顧客はチケットの進捗状況を簡単に追跡でき、常に最新のステータスを把握することができます。
保障管理
バルバイド社の保証モジュールは、保証請求プロセスを管理し、追跡できるように設計されています。このプロセスには、販売オペレーション - 保証、顧客サポート担当者、倉庫および物流、倉庫スタッフなど、複数のユーザーと部門が関与します。
以下は、保証請求プロセスに関わる主な要件(および手順)です:
利用のための前提条件
- カスタマーサポート担当者(CSA)はインターネットにアクセスできる必要があります。
- 正しいURLである必要があります。
- CSAはERPにログインしている必要があります。
- OdooはMagentoと統合され、保証リクエストを同期する必要があります。
すべての保証リクエストはMagentoからOdooに同期され、はじめは「ドラフト」段階にあります。
カスタマーサポート担当者は、同期された保証リクエストの詳細を全て閲覧することができます。これには以下が含まれます:
- 顧客名/情報（顧客ID、Eメール、電話番号）
- 販売オーダー番号
- 販売オーダー明細
- プロダクト名
- 数量
- 備考
- 画像
カスタマーサポート担当者は、却下理由を追加し、保証リクエストを却下することができます。システムは自動的に「却下」のEメールを顧客に送信します。保証リクエストのステータスは「ドラフト」から「取消」に変更され、ステータスはMagentoに同期されます。
カスタマーサポート担当者が保証リクエストを承認した場合、システムは顧客からの商品の受取りに対して入荷処理を行います。顧客に確認メールが送信され、保証リクエストのステータスが「下書き」から「処理中」に変更されます。最新のステータスがMagentoに同期されます。
顧客は、バルバイド社の集荷場所宛に商品の配送を手配します。
その後、商品は入力エリアから品質チェックエリアに仕訳され、検査が行われます。倉庫スタッフは、入力エリアと品質チェックエリア間の内部運送を検証します。
プロダクトが品質チェックに合格した場合、倉庫スタッフは返品先を追加し、品質チェック場所と返品先間の内部運送を検証します。バルバイド社は、顧客に代わって送料を負担します。
一方、プロダクトが品質チェックに不合格となった場合、バルバイド社は顧客と連絡を取り、同じ配送先からプロダクトを引き取る手配をするよう依頼します。この場合、顧客は全ての料金を負担することになります。
カスタマーサポート担当者は、同じプロダクトを顧客に配送するための配送オーダーを作成し、すべての詳細が記載された確認メールが顧客に送信されます。
バルバイド社の保証SOP(標準作業手順)で定義されているように、保証ポリシーと有効性は、アイテムカテゴリ、仕入先、またはその他の属性に基づいて適用されます。異なるアイテムには、異なる保証ポリシーと承認ワークフローが適用される場合があります。
保証モジュールには、以下のようなプロセスの他の側面をサポートする便利な機能も含まれています。
- プロダクト保証情報の管理
- 課税対象クレジットノートによる商品の倉庫への返品
- 保証関連の会計仕訳の管理
- 返品商品の仕入先、保険業者、運送業者への連絡と請求
- 課税対象の顧客請求書とクレジットメモの作成
- 各保証依頼とそれぞれの販売オーダーのリンク
- ユーザーがすべての保証依頼を一覧表示できるリストビュー
経費管理
Odoo経費システムは、経費管理プロセスを簡素化し最適化するように設計されています。Odoo経費を使用することで、従業員は経費を簡単に提出し、マネジャーは効率的に承認を行い、会計担当者は正確に記録し支払処理を行うことができます。
以下は、提供された要件と機能リストに基づいた主な機能と検証機能です:
- 従業員は、システム内で経費記録を作成・編集することができます。
- 経費記録には、経費の日付、カテゴリ、説明、添付ファイル、税、金額、合計など、複数のフィールドを設定できます。
- 従業員は、経費記録に領収書を添付できます。
- 経費記録は作成時に「未申請」の状態となります。
- 従業員は、作成された経費記録をすべてリスト表示で確認できます。
- 従業員は、リストから複数の経費記録を選択し、経費報告を作成できます。
- 経費報告には、経費報告のサマリー、マネジャー、支払者、経費明細が含まれます。
- 従業員は、マネジャーに承認してもらうために経費報告を提出する前に、経費報告を確認します。
- マネジャーが経費報告を承認すると、ステータスが「承認済み」に変更されます。
- 従業員が経費を支払うと、システムによりユーザに仕訳の記帳が許可され、会計チームに対して「支払登録」ボタンが有効になります。
会計管理
勘定科目表(COA)は、組織の総勘定元帳における財務取引を記録する包括的な勘定科目リストです。財務マネジャーは部門責任者として、サウジアラビアのローカリゼーションに基づくCOAの設定を行う必要があります。
これには、以下のようなフィールドを持つ新しい勘定科目の作成が含まれます:
- コード
- 勘定科目名
- タイプ
- デフォルト税 (勘定科目がプロダクト販売または購買に使用される場合に適用)
- 消込を許可 (アカウントが消込可能であるかを示すブーリアン値)
- 勘定科目通貨
- 非推奨 (取引が記録されている場合に、削除を防ぐため)
- 経過年数別レポートから除外
- 部門
- 次元
- 分析 1, 分析 2, 分析 3
財務チームは、財務分析のために各口座の合計残高も閲覧できます。さらに、勘定科目表をCSVファイルを使用して一括でインポートできるため、セットアッププロセスを合理化できます。すべてを適切に機能させるため、ユーザはインターネットアクセス、正しいURL、ERPシステムへのログインが必要です。
要件には、特定の事後条件(またはビジネスロジック)は記載されていません。ただし、使用する特定のERPシステムやその他の関連するビジネス規則(または要件)に基づくカスタマイズや設定が必要になる可能性があることにご注意下さい。ERPシステムのドキュメントを参照、および仕入先に確認することをお勧めします。
カスタマイズ機能により、より良いユーザーエンゲージメントを実現
ブレインヴァイヤ社の支援により、バルバイド社はOdooシステムをカスタマイズし、ユーザの特定のニーズに応えることで、ユーザエンゲージメントを強化しました。さらに、ソーシャルメディアプラットフォームを活用してB2C顧客との関係を深め、ウェブサイトへのトラフィックを促進することで、ソーシャルメディアでの存在感を高めることに重点的に取り組んでいます。
また、モバイルOTP認証、ギフトカードの交換ポイント、送料のカスタマイズ、見積承認プロセスなどの安全対策も実施しています。
さらに、Magentoリクエストの照合、RMAチケットの管理、複数レベルの承認の実施のためのモジュールも開発しました。 こうしたカスタマイズにより、バルバイド社はオペレーションの合理化、顧客満足度の向上、市場におけるブランド価値の向上を実現しました。
ブレインヴァイヤ・インフォテック株式会社について
ブレインヴァイヤ・インフォテック社は定評のあるOdooゴールドパートナーであり、ジュエリー、製造、小売、運輸、自動車、不動産業界においてOdooの実装を行ってきました。
社内のエキスパートを含む優れた人材のおかげで、ブレインヴァイヤは成長戦略の下、これまで20年以上にわたり、効果的にプロジェクト展開を推進してきました。
ブレインヴァイヤ社は、Odooの実装サービスとして、完全移行、Odooコアモジュールのカスタマイズ、小売業向けオムニチャネルERPソリューション、業界特化型ソリューション、GAP分析およびコンサルティング、サードパーティアプリの統合、品質保証、展開およびロールアウト、トレーニングなどを提供しています。
詳しくはウェブサイトをご覧ください：
brainvire.com.
